【人気連載⑥】新人・若手が職場で信頼を得るために大切なこと:リハビリ職として成長するためのポイント


 

 

理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)として働き始めると、「早く一人前になりたい」「職場で信頼されたい」と思うものです。しかし、医療・介護の現場では、新人・若手のうちは技術や知識だけでなく、「信頼される姿勢」がとても重要になります。

 

今回は、新人・若手のリハビリ職が職場で信頼を得るために大切なポイントを紹介します。

 

1.信頼される新人・若手とは?

「技術があるから信頼される」と思うかもしれませんが、実際の現場では、知識や技術よりも『基本的な姿勢』が信頼を得るカギになります。

 

① あいさつ・礼儀を大切にする

どんなに優秀でも、あいさつができない人は信頼されません。

患者さんや同僚、医師、看護師など、関わるすべての人に対して明るく元気にあいさつをすることが基本です。

私が新人の頃、先輩から「技術よりも、まずはしっかりあいさつしよう」と言われました。最初は「そんなことで?」と思いましたが、意識して続けると、自然と先輩や他職種の方が声をかけてくれるようになりました。あいさつひとつで職場の雰囲気が変わることを実感しました。

 

② 素直な姿勢を持つ

  • わからないことは素直に聞く
  • 指摘を受けたらすぐに改善する
  • 変にプライドを持たず、学ぶ姿勢を見せる

新人のうちは、「できないことがあって当たり前」です。変に背伸びせず、「教えてください」「ありがとうございます」と素直に言えることが大切です。

 

 

2.コミュニケーションの取り方:上司・先輩・他職種との関係構築

 

① 上司・先輩との関係

  • 「話しかけやすい後輩」になる(指示を待つのではなく、自分から質問する)
  • 報告・連絡・相談(報連相)をこまめに(トラブルは早めに共有する)
  • 「先輩の時間を大切にする」意識を持つ(忙しい時間帯に質問しない)

私の経験では、「忙しそうだから聞きづらい…」と思っていたら、後で「もっと早く相談してほしかった」と言われたことがあります。遠慮しすぎず、適切なタイミングで質問することも大事です。

 

② 他職種(医師・看護師・介護職など)との関係

リハビリ職はチーム医療の一員です。他職種と良い関係を築くことが、患者さんのためにもなります。

  • 「先生、〇〇さんの状態について教えていただけますか?」と丁寧に聞く
  • 看護師や介護職には、「リハビリでこういう点に注意しています」と共有する
  • 一方的に話さず、相手の意見も聞く姿勢を持つ

 

3.仕事の進め方:報連相の重要性と時間管理のコツ

① 報連相(報告・連絡・相談)を徹底する

新人のうちは、ミスをすることもあります。大事なのは、ミスをしたときにすぐに報告することです。

  • 報告を後回しにしない(早めに伝える)
  • 自分の判断で勝手に進めない
  • 「〇〇の件ですが、こう対応しようと思いますが、問題ないでしょうか?」と相談する

特に医療現場では、「知らなかった」「聞いていなかった」が患者さんに影響を与えることもあります。報連相をしっかり行うことで、周囲からの信頼も得られます。

 

② 時間管理を意識する

  • 1日のスケジュールを確認し、優先順位を考える
  • 記録や書類作成は、時間を決めて効率よく進める
  • 余裕を持った行動を心がける

「いつもギリギリ」「提出物が遅れる」となると、信頼はどんどん下がってしまいます。

 

4.失敗から学ぶ姿勢を持つ

 失敗しても落ち込まない

新人のうちは、失敗することが当たり前です。大事なのは、失敗したときにどう対処するかです。

  • まずは落ち着いて、何が問題だったのか整理する
  • 先輩や上司に相談し、改善策を考える
  • 同じミスを繰り返さないよう、対策を立てる

私も新人の頃、患者さんのリハビリ計画を間違えたことがありました。そのとき、すぐに上司に相談し、「次からはカルテの確認を徹底しよう」と対策を立てました。ミスを隠さず、改善しようとする姿勢が大切です。

 

5.継続的な学びの大切さ

① 先輩や上司から学ぶ

  • 先輩のリハビリを観察する
  • 「どうしてこの方法を選んだのか?」と考えながら学ぶ
  • フィードバックを積極的にもらう

 

② 勉強会や研修に参加する

  • 院内・外部の勉強会に参加して、知識をアップデートする
  • 早いうちから資格取得を視野に入れる(糖尿病療養指導士、呼吸認定士など)

学び続ける姿勢は、長期的なキャリアの成功につながるので、新人のうちから意識しておきましょう。

 

6.まとめ:信頼されるために大切なこと
  • あいさつ・礼儀を大切にする
  • 素直な姿勢を持ち、学ぶ意欲を見せる
  • 上司・先輩・他職種との良好な関係を築く
  • 報連相を徹底し、時間管理を意識する
  • 失敗を恐れず、成長のチャンスと捉える
  • 継続的な学びを大切にする

 

新人・若手のうちは、「技術」よりも「姿勢」が信頼を得るカギになります。基本的なことをしっかり押さえて、一人前のリハビリ職を目指しましょう!

 

筆者プロフィール

理学療法士15年目。ICUなどの超急性期から回復期、維持期、地域包括ケア病棟、難病・進行性疾患まで、幅広い分野を経験。

【資格】公認心理師、理学療法士、ケアマネジャー、日本糖尿病療養指導士、三学会合同呼吸認定士、第一種衛生管理者、福祉住環境コーディネーターを取得。

現在、急性期病院に勤務しながら、看護学校の非常勤講師としても活動中。

 

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