仕事・子育て・学業の両立を成し遂げ看護師免許を取得するメリット


 

「このまま准看護師として働き続けるべきか?」と、将来や給料面の不安を感じていませんか?

 

私もかつて看護師と准看護師の「業務に差がないのに、給料の差はある」という点に悩みました。

准看護師の定義として「医師、看護師の指示のもとに業務を行う」とされていますが、現場では看護師とほぼ同じ業務を担います。

その中で、知識不足の不安と「このままでいいのか?」という気持ちを抱えていたときに、勤めていた職場で通信制看護学校の生徒募集の案内を知り、入学を決意しました。

 

しかし、フルタイムで働きながら、家事、育児をするだけでも大変なのに、通信制看護学校では

・自主学習

・レポート提出/放送大学単位取得(学校により単位取得方法は異なる)

・対面授業/単位取得試験

・病院等見学実習

などのカリキュラムを、自身でスケジュール管理をする必要があります。

(詳細は日本看護協会の准看護師のための進学特設サイトをご参照ください)

 

私は准看護師として10年の実務経験(2018年度より7年間の実務経験が必要)を経て、通信制看護学校へ入学し、

・仕事

・家事

・子育て

・学業

すべてを両立しながら、看護師免許を取得しました。

この記事ではその経験から感じた、看護師になるメリットをご紹介します。

准看護師として、そしてパパ・ママとして奮闘する皆さんの参考になれば幸いです。

 

 

准看護師が通信制教育で看護師免許を取得するには

 

准看護師が通信制の看護学校に入学するには、准看護師免許を保有し、かつ准看護師として7年以上の実務経験が必要です。

入学後、2年間の通信教育課程を修了することで看護師国家試験の受験資格を得ることができます。

通信制の看護学校は、学校によりカリキュラムに違いがありますが、対面授業や病院等見学実習なども、仕事をしながら学ぶことが可能です。

日本看護協会で紹介されているサイトをご参照ください。

仕事と子育てと学業を両立し看護師免許を取得するメリット

仕事、家事、子育てをしながら、看護師免許取得のために勉強をすることは容易なことではありません。

しかし、私はこの厳しい2年間を乗り越え、晴れて看護師になることができました。

その時に感じたメリットは次の3つです。

 

1.家族と職場、学校の仲間からの支えを得て、自己成長を実感

2.現職場での給料アップを目指せる

3.転職の面接時に好印象を与えることができる

 

実際の私の経験を交えて、その理由をお伝えします。

 

1.家族と職場、学校の仲間からの支えを得て、自己成長を実感

仕事と子育て、学業を両立するために、家族、職場からの支えがあることは心強く感じます。

特に通信制で勉強することは孤独に感じる時があり、その中で家族と職場、学校の仲間からの支えが大きな力となり、乗り越えることができました。

そして周囲のサポートに感謝し、その経験を通じて自己成長も感じることができると思います。

通信制看護学校は、ほとんどの方が仕事をしながら通います。

進学前に、職場と家族へ相談することが大切です。

私は進学を悩みながらも、家族と職場の上司へ相談し、快く背中を押していただきました。

看護師免許取得に向けて協力し、支えてくれた人たちをご紹介します。

 

①子供たちの支え

私は子供たちが大学、高校進学するタイミングで通信制看護学校へ入学しました。

仕事を終えた後、炊事、洗濯、掃除をしながら、勉強をしている私の姿をみて、

・率先して手伝ってくれるようになった

・一緒にリビングで勉強するなど会話が多くなった

私自身も「最後までやり切る」姿を見せれるよう頑張ることができました。

 

②夫のサポート

もともと家事育児に協力的な夫でしたが、この時期はさらにサポートしてくれました。

・休日のランチ作りと洗濯物を担当

・子供達の行事、町内清掃にも積極的に参加

家族全員が私の挑戦を応援してくれたことは、最後まで頑張れる力になりました。

 

③職場の上司、同僚の支え

通信制の看護学校は、仕事と学業の両立が必要になるため、職場の理解が不可欠です。

・対面授業、見学実習のための休暇の調整を上司へ相談

・仕事の負担を減らすため、同僚と積極的にコミュニケーション

・感謝の気持ちを素直に伝える

このように意識したことで、看護師免許取得後も仲間との良い関係を築くことができました。

 

④看護学校の仲間

通信制の看護学校には「仕事、家事、育児を両立しながら頑張るぞ!」という強い意志を持った仲間が集まっています。

しかしその不屈の努力を続ける一方で、途中息切れしそうな時は、

・学生同士で勉強、仕事、家族のこと

・学校の先生方に勉強、仕事のこと

などを学校や実習の日に相談できました。

一緒に努力する仲間がいるからこそ「刺激を受け、励みになり」、私も「誰かの支えになれるよう頑張ろう」と思えました。

そして国家試験の日、2年間を乗り越えた仲間が周囲にいてくれたことが本当に心強かったです。

 

この経験を通じて「支え合いの大切さ」を改めて実感しました。

仕事と子育てと学業を両立し、看護師を目指すことは大変ですが、家族、職場、学校の仲間の支えに感謝しながら成長できる貴重な経験だと思います。

 

2.現職場での給料アップを目指せる

看護師と准看護師の給料の差をつけられている職場は多く、特に大きな病院ではその傾向が強いようです。

そのため、看護師資格を取得することで給与アップが期待できます。

ただし、実際の給与体系は職場によって異なるため、事前に勤務先へ確認することをおすすめします。

 

また通信制看護学校に進学するにあたり、学費の工面も重要な課題です。

特に家庭を持ちながら進学を考える方は、学費の負担をどうするかがポイントになります。

 

学費の工面には、以下の制度が利用できます。

・教育訓練給付制度(教育訓練給付制度|厚生労働省

・学校の奨学金

公益社団法人 日本看護協会|奨学金制度

・教育ローン

 

私の場合、子供二人の進学と時期が重なったため、教育訓練給付制度と教育ローンを利用して、無理のない計画を立てました。

給料アップを見込んだ上で、「ローン返済が負担にならないか」もしっかり考慮しました。

 

結果的にローン返済が終わってからは、給料アップ分を子供の大学費用に回せるようになり、経済的な余裕も生まれました。

この経験を通じて「看護師免許をとって本当に良かった」と心から思っています。

 

3.転職の面接時に好印象を与えることができる

私は、内科、整形外科、消化器科、泌尿器科、人工透析など総合診療の外来で勤務していたのですが、その経験と看護師免許を活かし、訪問診療に携わることを希望し、転職しました。

転職時にはこれまでの経験、経歴などを聞かれることが多いです。

その中で、仕事をしながら通信制看護学校を卒業したという経歴は、大きな強みになります。

 

実際に、私も数箇所に面接を受けましたが、面接官からは以下のような点が評価されました。

・仕事と主婦業をしながら、学業をやり遂げられる強さがある

・これまでの経験に加えて、学校で学んだ最新の知識がある

この2点について好印象につながり、面接もスムーズに進みました。

また、40代半ばでの挑戦だったため、新たに得た知識を「自分の強み」にできたことが大きな自信となり、転職への挑戦にもつながりました。

 

 

まとめ

仕事、子育てをしながら、学校に進学し、看護師を目指すことは十分可能です。

その一歩を踏み出すためには、周囲の方の協力も大切ですが、最も重要なことは自分自身が「必ず看護師になる!」という強い決意を持つことです。

仕事、子育て、学業の両立を成し遂げ、看護師免許を取得するメリットは以下の3つです。

1.家族と職場、学校の仲間からの支えを得て、自己成長を実感

2.現職場での給料アップを目指せる

3.転職の面接時に好印象を与えることができる

これまでの准看護師としての経験が、通信制の看護学校への進学へとつながります。

「看護師になれた自分」を想像してみてください。

その未来に向けて、あなたのチャレンジが実を結ぶことを心から応援しています。

 

 

【筆者プロフィール】

准看護師歴18年

准看護師として働き、結婚、出産を機に一旦退職。7年のブランクを経て復職。

10年間勤めた職場で「看護師になる」ことを決意し、通信制看護学校へ進学。

現在看護師歴6年目

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