介護現場で働く上で、学生さんが最も不安に感じていることの一つが「腰痛」などの身体的な負担ではないでしょうか。「自分より大柄な利用者様を抱え上げて、腰を痛めて辞めてしまったらどうしよう…」。その不安はもっともです。
だからこそ、就職先を選ぶ際には、スタッフの身体を守るための「テクノロジー(ICT・介護ロボット)」にしっかりと投資をしている法人を絶対に見極めてください。現代の介護は、「気合いと根性」で乗り切る時代ではありません。
施設見学に行った際、以下の3つの設備が導入されているか、必ず自分の目で確認しましょう。
1. 見守りセンサー(眠りSCANなど)
ベッドのマットレス下に敷くことで、利用者様の心拍や呼吸、起き上がりをスタッフルームのモニターやスマホで把握できるシステムです。これがあれば、夜勤中の頻繁な見回りによる負担が劇的に減り、利用者様の睡眠を妨げることもありません。
2.ノーリフティングケア(抱え上げない介護)の推進
スタッフの力だけで利用者様を持ち上げるのではなく、スライディングボード(移乗ボード)や介護リフト、アシストスーツを積極的に活用しているか。
3.介護記録のスマホ・タブレット入力
いまだに手書きのノートで申し送りをしていないか。その場でスマホから音声入力で記録できるシステムを入れている施設は、残業時間が圧倒的に短いです。
これらの設備投資には莫大なお金がかかります。つまり、導入している法人は「利益をスタッフの健康と働きやすさに還元している優良法人」であるという強力な証明になります。設備投資を惜しまない施設を選び、長く健やかにキャリアを築いてください。