「OJTという名の放置」に要注意!未経験者を一人前に育てる「本当の教育体制」とは


 

学校で介護の基礎を学んできたとはいえ、いざプロとして現場に立つとなれば、誰しも不安でいっぱいになりますよね。求人票には「OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)制度あり」「先輩が優しく指導します」と書かれている施設がほとんどですが、実はこの「OJT」という言葉には大きな罠が潜んでいます。

 

ブラックな施設におけるOJTとは、「とにかく忙しい先輩の背中を見て勝手に覚えろ」「数日だけ一緒に行動したら、あとは一人で夜勤に入れられる」という、実質的な「放置」を意味することがあります。人手が足りない現場では、先輩も自分の業務をこなすのに必死で、新人を丁寧に指導する時間がないのです。

 

新卒の皆さんが確認すべきは、「言葉だけのOJT」ではなく、「組織としての教育プログラム」が確立されているかという点です。面接や見学会では、ぜひ以下の質問をぶつけてみてください。

「新卒で入職した場合、一人立ち(独り立ち)するまでの期間はどれくらいを目安にされていますか?また、その間は人員配置の頭数に入らず、先輩と必ずペアで動けるシフトになっていますか?」

 

しっかりとした施設であれば、「最初の1ヶ月は日勤のみで先輩と完全ペア(シャドーイング)。次の1ヶ月で少しずつメインの介助を任せ、夜勤の練習に入るのは入社3ヶ月目以降で、必ず夜勤も先輩とペアで入ります」と、具体的なロードマップを提示してくれます。

あなたの成長ペースを無視して、いきなり即戦力として現場に放り込もうとする施設は危険です。焦らず、段階を踏んでプロフェッショナルへと育ててくれる「ゆとりのある環境」を選びましょう。

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