「プリセプター制度あり」だけで安心しないで!教育体制の“本当の質”を見抜く2つのポイント


医療系学生の皆さんが就活で最も重視する条件の一つが、「教育体制が整っているか」だと思います。多くの病院のパンフレットには「新人研修充実」「マンツーマンのプリセプター(指導役)制度あり」と魅力的な言葉が並んでいますよね。初めて現場に出る新卒にとって、これほど心強い言葉はありません。

 

しかし、現場のリアルをお伝えすると、「制度があること」と「その制度が機能していること」は全くの別物です。人手不足の病院では、経験の浅い2〜3年目の若手スタッフが、自分の業務で手一杯なまま無理やりプリセプターを任されているケースが少なくありません。指導者が疲弊していると、「忙しそうで質問できない」「放置されてしまう」といった事態に陥り、結果的に新人が一番苦しむことになります。

 

教育体制の「本当の質」を見抜くためには、病院見学や説明会で以下の2点を確認してみてください。

1つ目は、「プリセプターを担当している先輩の経験年数」です。

「当院では〇年目以上のスタッフが指導にあたります」と明確な基準があり、中堅層がしっかり指導役を担えている病院は、人材育成に余裕があります。

 

2つ目は、「新人1人に対して、チーム全体で育てる風土があるか(エルダー制度やメンター制度の併用)」です。

プリセプター1人に責任を押し付けるのではなく、精神的な相談役(メンター)を別に配置したり、病棟全体で新人をフォローする体制(チーム支援型)をとっている病院は、新卒が潰れにくい非常に優れた環境と言えます。

パンフレットの華やかな言葉だけでなく、「誰が、どういう余裕を持って自分を育ててくれるのか」というリアルな視点を持ってみてくださいね。

 

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